ドルマンスリーブの袖丈を短くお直し　心地良い大人のお洒落　追記しました

↗袖丈合わせてます。




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本日は、お～久しぶりにネオのお直しをご紹介させて頂きます。

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日々粛々と(今風に)進めているお直し作業。
今日ご紹介するお直しは、こちらのデニムのロングジャケットのお袖丈です。

お店でもブログでも人気者、イスコのデニムのジャケットは、着丈が84㎝でちょっと長め。
でも身長150㎝前半の方から160㎝後半の方まで、不思議としっくり着て頂けるシルエット。多分デザインが可愛いからなんだと思いますが^^

袖口はこんな感じの幅広カフス。

ここで困るのがお袖丈で、
着丈は雰囲気で馴染んでも、ジャケットの袖丈は長いままだと格好が付かない。
身長の低い方はご試着された時点で「やっぱり大きい、可愛いのに…」と一旦ひかれて悲しそう。
いえいえ大きいのではありません。お袖がちょっと長いだけです。
なのでピン打ちして袖丈を合わせる→しっくり収まる→納得→お買上げ(笑)

お袖丈が長い服って、着られた感バリバリで、借りて着た来た？服みたいになってしまいますよね。
デザインによっては長い袖のままクシュクシュして着るのも可愛いんですが、こういうジャケットはやっぱり体に合っていた方がよい！

こうやって折っても良いんだけど

せっかくのステッチが見えないし、このカフスのデザインだと多分着ているうちにこの長さが鬱陶しくなってくる。
スリットなんかが入っていて、しゃきっと折り上げて着るタイプとは違うので。

なので、ここでカットしてお直し。

先ずカフスを外します。

この子はドルマンスリーブなので

ピン打ちした位置で袖の長さを決め、肩線と袖下で左右の袖丈を合わせます。

肩線はネックポイントから袖口までの左右を合わせます。

袖下は裾から袖口までの左右を合わせます。

注* 同じドルマン袖でもデザインや素材によって左右の合わせ方は変わってきます。
今回はしっかりめのデニム素材で、裾から袖口までに接ぎが無く長～く繋がっている、なのでこのやり方でやっています。

長さを合わせたら綺麗に余分をカット。
ここまでくればあとは縫うだけ。

チャコペンで気兼ねなく印を付けられるのがデニムの良いところ♪




袖口とカフスを合わせてぐるっと一周縫います。

カフス側の余分な縫い代もカット

カフスの片側が着いたら見返し側を折り上げて

急がば回れのしつけ留め

面倒くさいので嫌いなしつけ留め、この工程を飛ばして今まで何回やり直したことか





先ず白い方のステッチを掛けます。
見た目を合わせて糸の色はシルバーグレーです。

続いて濃紺のステッチ

位置が分かり易くてよい！これもウォッシャブルデニムの良いところ♪

しつけ糸を取って、アイロン様を掛けて出来上がり。

この線がお直ししたところ

久々のビフォーアフターです^^

微妙ですが約3.5㎝短くなっています。

体にしっくり合った袖丈、その数センチの差は、数十倍着心地を左右する。
一日を快適に過ごす為に、大人のお洒落は着心地の良さから始まる！
かなり確信をもって^^

お直しの記事は長くなってしまいますね。
今日も長々最後までご覧頂きましてありがとうございました！
良い一日になりますように☆

＊2月20日追記
このジャケットのお袖はラグランスリーブではなく、ドルマンスリーブです。
本日記事をラグランからドルマンに書き換えました。
今朝支度をしていてふと、ん？…ええええええええーーーー！って！
とんだ思い違いをしておりました。
この記事を書く直前にラグランスリーブのお直しをやっていたというのが言い訳です^^; ごめんなさい。

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