袖コンシャスもジャストフィットで着てほしい＆毛足のある素材の仕上げ方

2018年11月26日

2020年1月14日

WRITER

この記事を書いている人 - WRITER -

セレクトショップネオの吉井佳子(よしいけいこ)です。 20年間アパレルメーカーでの企画・デザイナーを経て、2004年大阪府豊中市にお店をオープンしました。
「大人のお洒落は着心地の良さから始まる」
という信念のもとに50代からのお洒落を楽しむための商品をセレクトしています。
そしてそれを着た全てのお客様が笑顔になれる為に、お客様お一人お一人に合せたお直し＆リメイクもサービスの一環として自ら実践しています。
オンリーワンの着心地で、心地良い大人のお洒落をご一緒に！
よろしくお願い致します♡

♡着易く素敵に

おはようございます(*^^*) セレクトショップネオです♪
心地良いお洒落をモットーに、
ネオ独自のアレンジで
大人のコーディネートをお手伝いさせて頂きます(*^^)

今日は先日ご紹介させて頂いたセーターの袖丈のお直しをご紹介させて頂きます。
この袖コンシャスのセーターはオフホワイトと黒がございますので、よろしければこちらもご覧ください(^^)v
→cop.copineの袖コンシャスのセーター
Ｙ様♡撮影にご協力頂きましてありがとうございましたm(__)m

素敵な袖コンシャスだからこそ、自分の体にあった袖丈で、ジャストフィットで着たいですね。

cop.copineの袖口シャギーのニットです。

丁度この分が長いので、

まず袖下をほどいて、

ばっさりカット

ほどいていきます。
最初はポロポロ糸カスが出るので、根気よく目打ちでシズシズほどいていくと、やがてプルプルっと一本につながります。
編み目が逆方向の側は両端で糸を切りながら慎重に。
シャギーのギリギリまでほどきます。

編み目が絶対！ほどけない様に、３０番手の糸で一目ずつすくっていき端を留めます。

今度はリブ側をほどいて、同じ様に糸で一目ずつすくいます。
袖口から肩に向かって編んでいるので、袖口方向にほどく時は簡単、プルプルっと面白い。

こことここを接ぎます。
3か所留めてから、

2本針4本糸ロックミシンで接ぎ合わせます。

シャギー側とリブ側はこんな感じで、

袖下を接いで、袖口の縫い代を綺麗に糸留め始末してアイロン様を掛けます。

最後に目打ちを使って縫い目からシャギーを掻きだして、

ふわふわっと出来上がり(^^)v

ビフォーアフターです。

♡　♡　♡　♡　♡　♡　♡　♡　

今回の様な毛足のある物をお直しした時は、最後に目打ちで毛を掻き出して毛足を整えます。
前にもご紹介していますが、縫製に手間が掛かる毛皮も最終仕上げでかなり見栄えが良くなります。
アラが隠せるので、毛皮のお直しもビクビクしないで取り組めるのです。
お時間ございましたら、こちらもご覧ください(^^)v
毛皮のお直しカテゴリー

今日も最後までご覧頂きましてありがとうございました。
良い一日になりますように☆