華奢な体型に馴染ませる柔らかシルエットのブラウス

2019年7月11日

2020年1月14日

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セレクトショップネオの吉井佳子(よしいけいこ)です。 20年間アパレルメーカーでの企画・デザイナーを経て、2004年大阪府豊中市にお店をオープンしました。
「大人のお洒落は着心地の良さから始まる」
という信念のもとに50代からのお洒落を楽しむための商品をセレクトしています。
そしてそれを着た全てのお客様が笑顔になれる為に、お客様お一人お一人に合せたお直し＆リメイクもサービスの一環として自ら実践しています。
オンリーワンの着心地で、心地良い大人のお洒落をご一緒に！
よろしくお願い致します♡

♡丁度良いゆるり感で

おはようございます(*^^*) 豊中セレクトショップネオです♪
50代からの心地良いお洒落をモットーに、
ネオ独自のアレンジで
大人のコーディネートをお手伝いさせて頂きます(*^^)

今日は、柔らかシルエットのブラウスを華奢な体型に馴染ませる為のお直しをご紹介させて頂きます。
Ｍ様♡いつもありがとうございます。
ネイビーのスタイル良く見える不思議なパンツと、ブラウスとベストマッチングのコンビサンダルとのコーディネートです☆
撮影にご協力頂きましてありがとうございましたm(__)m

ふわっと軽いラッフルブラウスは、華奢な体をふんわり包んでボリュームをもたせ、女性らしく見せてくれます。
ふわっと軽いラッフルブラウスは、ポッチャリさんの体型も付かず離れずカバーしてくれる優しいアイテムです。

9号ですがＭ様には全体的に着られた感のあるこのブラウスを修正してジャストフィットさせます。

衿ぐりを小さくして気になる袖山のフリルのボリュームを削ります。

後ろ身頃にダーツを入れて身巾も狭くします。
前身頃の袖付けのクリに比べて後に余裕を持たせているパターンですので、ダーツをとる事でふんわり感が丁度良く落ち着くと思います。

だいたいの塩梅でしつけ留めをして確認したら、

押さえと針板を薄手用に交換、針も交換して接着テープ芯を用意。
生地のタイプごとにあるミシンの付属はとても優秀。
これを替えるか替えないかで出来上がりに大きな差が出ます。
面倒だからとどんな素材でも交換しないでやっていると結局何回もやり直すことになる…
横着な人間の長年の教訓です^^;

衿ぐりを外して前後の肩線を合せ、衿ぐりを決めて接着芯を貼ります(アイロン様で)

衿ぐりを馴染ませてしつけ留め、

前後の衿ぐりを仕上げてから肩線を接ぎ合わせます。

ネックポイントと袖側フリル端を綺麗に糸始末します。
これで衿ぐりと袖山が落ち着きました。

次は後ろ身頃。
ダーツを作る部分に補強用の接着芯を貼り、縫い目によるパッカリングを防ぎます。
薄手だったり折り目が粗いデリケートな素材は、縫い目から裂けてくる事があるので(これをパッカリングと呼んでいます）それを防ぐために、特に地の目に沿って縫う時は接着芯を貼って補強します。
日本の素材は強度の基準も厳しいので殆ど大丈夫ですが、一応念のため☆